Carl Zeiss社製VisuMax®
によるV-Lasik

V-Lasik

レーシックは、日本でも年間数十万症例が行われ、厚生労働省も認可しており、高い安全性が確立されています。
術前の充分な検査、カウンセリングをすることにより適応を見極めることが最も大切なことと言えます。

当院では、フェムトセカンドレーザーとエキシマレーザーを使った安全性にすぐれた新しいレーシック(屈折矯正手術)をFW-LASIKと呼称をしています。また、次世代型のカールツァイス社製フェムトセカンドレーザーVisuMax®とカールツァイス エキシマレーザーMEL80™を利用したレーシックを「V-Lasik」と呼称しています。

一般的に軽度・中度の近視であれば、ReLEx(リレックス)、V-Lasik、FW-LASIKの適応。強度近視であれば角膜を削らない有水晶体レンズ(ICL®)となります。

角膜は水晶体とともに、物を見るときのレンズの役割を果たします。

角膜は水晶体とともに、物を見るときのレンズの役割を果たします。

この角膜の表層をエキシマレーザーでわずかに削ることによって、屈折の角度を変え視力を矯正する手術、これがレーシックです。 レーシックがアメリカで認可されてから約20年、毎年100万人以上が手術を受けています。日本でもその安全性が認められ、2000年に厚生労働省の認可を受け、2007年には年間約20万件の手術施行数が報告されています。

角膜実質層は、角膜断面5層のうちの真中にあり、もっとも厚い層です。

こレーシックはもはや特殊な手術ではありません。メガネ、コンタクトレンズを使わずに視力を取り戻すための、ごく普通の選択肢なのです。

角膜実質層は、角膜断面5層のうちの真中にあり、もっとも厚い層です。

《デメリット》
術後にドライアイやハロー・グレアが起きる場合がございます。

V-Lasikは、 カールツァイス社製エキシマレーザーMEL80TM
フェムトセカンドレーザーVisuMax®を使用したレーシックです。

当院で導入のカールツァイス社製フェムトセカンドレーザーVisuMax®は、ReLExという第4世代の屈折矯正手術を行うことが可能な眼科用レーザー装置です。
レーシックにおける「フラップの形成」で高い評価を得ており、またフラップレスのReLExを行うことも可能です。

V-Lasikは、 カールツァイス社製エキシマレーザーMEL80TMとフェムトセカンドレーザーVisuMax®を使用したレーシックです。

微細なレーザー照射スポットサイズ

微細なレーザー照射スポットサイズ

ドイツ、Carl Zeiss Meditec社製 MEL80TMを使用することで従来のエキシマレーザーより角膜切除量を少なくし手術の適応範囲を広めました。
フライングスポット方式 250Hzとハイスピードで照射出来ることにより、手術時間の短縮が可能です。また、術後の早期回復が可能となります。

高精度アイリスレジストレーション+アイトラッキングシステム

手術中の患者様の負担を軽減し安全性を高めるため、レーザー照射をよりハイスピードに、そしてより高密度することを可能にしたのがこのシステムです。 瞳孔を追尾するだけではなく、虹彩の紋様を認識することで眼球の回転によるわずかな照射ずれも補正します。

高精度アイリスレジストレーション+アイトラッキングシステム

患者様の眼に応じたオーダーメイドによる手術

高解像度ウェーブフロントアナライザー(WASCA)による眼球全体の収差を測定して解析したデータから、患者さま一人ひとりに応じた眼にやさしい治療を行うことができます。

患者様の眼に応じたオーダーメイドによる手術

見え方の『質』を高める

見え方の質を高める

同じ視力の方でも一人ひとりの指紋が異なるように、角膜の形状も世界に一人として同じ人はいません。

しかしながら、従来のレーシック(LASIK)では、眼鏡やコンタクトレンズの処方のように、現在の視力に合う既成のレーザー照射パターンを、いくつかの候補の中から「選んで」提供し、1.0以上に視力を回復させていました。

これに対し、先を見据えた眼科医療のV-Lasikでは、レーザー照射パターンを「選ぶ」のではなく、「個々人に合ったレーザー照射プログラムをデザイン」して提供することにより、視力回復はもちろん、眼鏡・コンタクトレンズや従来のレーシック(LASIK)では矯正できないわずかなピントのずれ(※高次収差)を取り除くことで、「見え方の質」までも改善できるようになりました。
個人差はありますがとくに夜間、強い光源を見た場合光をまぶしく感じたり(グレア)、光の周辺に輪がかかってみえたり(ハロー)することがありました。

これでは夜間の車の運転もしづらくなってしまいます。
しかしV-Lasikでは、そのような夜に感じる症状も改善され、クリアな視界を実現することができます。

高次収差

人間の眼は、角膜や水晶体を光が通過しますが、角膜や水晶体に大小様々な大きさの歪みがあると、眼から入ってきた光線は網膜上の1点で像を結ばなくなります。これを「収差」と言います。高次収差とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できないレベルの微細な角膜の歪みをさします。

V-Lasikのメリット

1.近視・遠視・乱視が治せる

レーシックは近視矯正治療として普及しているように見える傾向がありますが、近視はもちろん、遠視や乱視を改善することも可能です。

2.手術時間が短い

手術そのものは約10分で完了します。手術前後の時間を含めても、1時間半~2時間程度で終わる日帰り手術です。
※安定性や安全状況の経過を診るために、手術後も定期的に来院して検診を受けていただく必要があります。

3.術後の回復が早い

早い人だと手術当日から視力が良くなり、裸眼で日常生活が送れるようになります。
術後に回復していなくても、多くの人は翌日までに視力が回復します。

4.他の視力矯正手術と比較してリーズナブル

保険適用外の手術ですが、ほかの視力矯正手術と比べて費用負担が抑えられる特徴があります。

V-Lasikのデメリット

1.復元ができない

レーシック手術はコンタクトレンズと違い、眼の組織である角膜を直接削る手術のため、見え方に違和感を覚えたり、思わしくない症状が出てきたい場合、復元することができない可能性があります。

2.極稀に視力の再低下がおこる

極稀に近視や遠視が新たに出ることがあります。

3.一時的にドライアイになる可能性がある

一時的に視神経が損傷されるため、涙が出にくくなります。 そのため、ドライアイになる可能性があります。

手術・治療の費用