等を自覚されたら、是非ご相談ください。
一般的な眼科検査によって、白内障と診断されましたら、治療方針を担当医と良く相談してください。日常生活に支障が無ければ、点眼薬や内服薬で進行を遅らせて、定期的に経過を観察いたします。白内障が進行して、日常生活に支障を感じた時に、手術の時期を検討します。
眼の状態とご希望によって、眼内レンズの種類を決定します。(単焦点レンズ・多焦点レンズ)
一般的な眼科検査と白内障手術に必要な検査を全て行います。検査によって得られた情報を検討して、近視・乱視・遠視の状態に適応した眼内レンズを選択します。また、検査結果・術式・注意事項等の説明を行い、理解と安心の基に手術を受けていただけるよう、万全をきしていきます。手術当日に清潔な状態で手術を受けていただく為に、手術5日前より、抗菌点眼薬を使用していただきます。
通常、手術は午後13時頃から15時迄の間に実施されます。検査の後、術前の診察を受けていただき、術前の確認をいたします。手術は、短時間で終了し、術後用の眼帯で眼を保護して帰宅します。帰宅後はなるべく安静を心がけてください。入浴・洗顔はできません。
白内障は主に手術によって治療が行われます。小さな切開から濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、その代わりに人工の水晶体である眼内レンズを入れる方法で行われます。
1切開します。
2濁った水晶体を砕いて取り出します。
3眼内レンズを挿入します。
午前中に眼帯をしたまま来院してください。眼の消毒と簡単な検査を行い、診察となります。
手術後の検診は、翌日・翌々日・1週間後・2週間後・1ヵ月後・3ヵ月後となります。
※多焦点眼内レンズは、近くと遠くの両方にピントを合わせることができますが、自由にピントを変えることができる若い頃の見え方とは異なります。
プレミアム多焦点眼内レンズでは、通常の多焦点レンズではピントの合い難い、中間距離にもピントが合います。(補助的に眼鏡が必要となる場合もあります)
強い光源を見た場合に光を眩しく感じる事(グレア)や光の周辺に輪がかかって見える事(ハロー)が起きやすくなります。
個人差はありますが手術後の時間経過とともに慣れてくるといわれています。この発生頻度は、多焦点眼内レンズでは、単焦点眼内レンズに比べて高いことが報告されています。
プレミアム眼内レンズにおいては、より軽減されたレンズを使用します。
白内障手術後、数ヶ月から数年経ってから眼内レンズを支える袋の役割をする後嚢という部分が濁って、視力が低下したり、眩しく感じることがあります。これは「後発白内障」とよばれるものです。治療はレーザーで短時間に行うことができ、入院も不要で、視力はすぐに回復します。
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